羊の毛で布を作るhou homespunのブログです。
羊の布の仕事、旅とおいしいものと犬。
ときどき本を作る仕事をめぐるはなし。
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ホームスパンは手紡じゃないとダメなのかしら?


「ホームスパンhomespun」とは文字通りhome「家で」spun「紡がれた」
糸で織られた布を指すと言われています。
ホームスパンの仕事はまず羊の毛を刈り取り、優しく洗ってほぐし
必要に応じて染色した後、カーディングという毛の流れを整える作業を経て
ようやく紡ぎの工程にはいります。ここまでが全行程の約半分。
気の遠くなるような時間がかかります。

今回の展示会では初めて既成のシルク糸やウールのリング糸を
緯糸(よこいと)に使ったものもあります。

ホームスパンといえば手紡であることが大前提。

でも、それだけじゃ表現しきれない世界観にチャレンジしてみてもいいんじゃない?

ホームスパンを初めて10年弱経って、

ようやくそんなふうに柔軟に考えられるようになったのかもしれません。

既成糸を使ってみて、なかなか面白いマフラーができあがりました。

手紡では表現しにくい風合いや雰囲気を作ることができて

新しい世界が広がったのは私にとって大きな収穫でした。

逆に、手紡の素晴らしさを再確認したことも。
それは、空気のような、その軽さ!

既成糸は何本かの糸をより合わせているので

その分どうしても重さに負荷がかかります。

その点、暖かな空気をまとっているような感覚を味わえる
単糸の手紡糸の軽さは、何ものにも変えがたい魅力。

そんなことに気づいたことも今回の大きな収穫です。


どちらがいいか、ではなく、どちらもいい。
展示会では実際に身に付けて、両者の魅力を感じていただけたらうれしいです。

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